神戸闇市からの復興 : 占領下にせめぎあう都市空間

書誌事項

神戸闇市からの復興 : 占領下にせめぎあう都市空間

村上しほり著

慶應義塾大学出版会, 2018.11

タイトル別名

占領下日本の都市空間に関する史的研究 : 神戸におけるヤミ市の生成と展開に着目して

神戸 : 闇市からの復興 : 占領下にせめぎあう都市空間

タイトル読み

コウベ ヤミイチ カラノ フッコウ : センリョウカ ニ セメギアウ トシ クウカン

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注記

博士論文「占領下日本の都市空間に関する史的研究 : 神戸におけるヤミ市の生成と展開に着目して」(神戸大学, 2014年) をもとに大幅に改稿したもの

参考文献: 巻末p17-25

内容説明・目次

内容説明

「日本一の大闇市場」とも称された神戸三宮の闇市。1945年夏以降、戦災復興とGHQによる占領政策が同時期に進むなか、多様な人びとがひしめき、せめぎあって、神戸の都心は形成された。語り継がれてこなかった当時の人びとの活動を、多角的な調査と資料で生き生きと描き出す、新たな都市空間の近現代史。

目次

  • 海港都市・神戸をめぐるせめぎあい
  • 第1部 戦災と占領—近代都市の戦後(海港都市の近代化;戦災と復興の初動;GHQによる神戸の占領政策)
  • 第2部 GHQ占領下の闇市(闇市の生成と変容—三宮・元町・湊川新開地;記録・表象にみる闇市)
  • 第3部 闇市からの復興(在日朝鮮人のサバイバル—三宮国際マーケット;雑業者の台所—三宮ジャンジャン市場;轟音直下のマーケット—鉄道高架下のふたつの商店街;引揚者の拠り所—湊川公園商店街;暮らしと観光の復興)
  • 戦後神戸の都市空間とせめぎあい—占領・復興・震災後

「BOOKデータベース」 より

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