世俗化後のグローバル宗教事情
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世俗化後のグローバル宗教事情
(いま宗教に向きあう / 池澤優, 藤原聖子, 堀江宗正, 西村明編, 3 ; 世界編1)
岩波書店, 2018.11
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セゾクカゴ ノ グローバル シュウキョウ ジジョウ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
162||I46||1110077366
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参照文献: 各章末
Description and Table of Contents
Description
この四半世紀、「近代化とともに宗教は衰退に向かう」とする世俗化説に、世界各地から反例や異議が投げかけられてきた。論争に着地点はあったのか?二〇世紀終盤から世界の宗教情勢はどう変わってきたのか?まず二〇世紀の流れを大きく整理した後、冷戦終結・グローバル化の進展といった変化に揉まれながら、伝統宗教回帰、新宗教、スピリチュアリティ、無宗教がそれぞれどのようにヴァージョンアップしているか、「流れの先」の諸断面にスポットライトを当てていく。
Table of Contents
- 序論 二〇世紀から二一世紀への流れ—争点1・結局、宗教は衰退したのか、していないのか?
- 1 伝統的宗教の復興/変容—争点2・イスラームはテロを生む宗教なのか?(日常生活のイスラーム化—イスラームの政治化に続くもの;インドネシアの医療とイスラーム復興—再創造された「預言者の医学」;聖と俗の混紡—現代イスラエルにおけるユダヤ教の諸相 ほか)
- 2 新宗教運動・スピリチュアリティの現在—争点3・オルタナティヴか、体制順応か?(世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の歴史と現状—韓国宗教史からの検討;「ゲルマン的ネオ・ペイガン」は何に対抗しているのか—ドイツの「ゲルマン的ノイ・ハイデントゥム」から考える;児童文学の中の魔女像の変容とジェンダー ほか)
- 3 グローバル化とダイバーシティ—争点4・グローバル化は宗教の多様化か、一元化か?(プロテスタントの爆発的拡大から半世紀—ラテンアメリカにおける宗教地図の変容;アメリカの「伝統」の新たな挑戦—多様な宗教・非宗教の共存;「超スマート社会」の宗教—電脳化は何をヴァージョンアップするのか)
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