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AIと日本の雇用

岩本晃一編著

日本経済新聞出版社, 2018.11

タイトル読み

AI ト ニホン ノ コヨウ

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注記

参照文献: p271-274

独立行政法人経済産業研究所における研究プロジェクト「IoTによる生産性革命」(2016-2017年度, プロジェクトリーダー: 岩本晃一上席研究員)の研究成果をとりまとめたもの(「おわりに」による)

内容説明・目次

内容説明

AI=自動化で仕事の多くが消えることはない。機械に代替される仕事もあれば、増える仕事もある。置き換わるのは1割程度にすぎない。問題は、自動化によって雇用の質と構造が変わり、どんどん高度なスキルのルーティン業務が機械に置き換わり、経済格差が広がることだ。特に、日本では非正規労働者の約7割を占める女性が大量失業する恐れがある。同様に重要なのは、日本がAI、IoTの開発・活用をめぐるグローバル競争から脱落しないことだ。AIによる雇用の代替だけではなく、海外のIoT技術者に雇用が奪われる可能性をも直視しなければならない。

目次

  • 第1章 第4次産業革命とは、人工知能とは
  • 第2章 AIは雇用を破壊するか:フレイ&オズボーン推計とドイツのチャレンジ
  • 第3章 雇用の質・構造の変化こそ問題:世界の最先端研究が示唆するもの
  • 第4章 日本の雇用はどう変わるか:日本企業の実態
  • 第5章 世界的な人材育成競争の始まり
  • 第6章 日本はグローバル競争にどう打ち勝つか

「BOOKデータベース」 より

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