説話・今昔物語集
著者
書誌事項
説話・今昔物語集
(山口仲美著作集 / 山口仲美著, 3 . 言葉から迫る平安文学||コトバ カラ セマル ヘイアン ブンガク ; 3)
風間書房, 2018.12
- タイトル別名
-
説話今昔物語集
- タイトル読み
-
セツワ・コンジャク モノガタリシュウ
大学図書館所蔵 件 / 全177件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
収録内容
- 説話文学の和漢混淆の度合い
- 説話文学の文体 : 戦記文学と比較して
- 説話文学の表現の問題
- 説話文学の文章の展開
- 『今昔物語集』の文体 : 「事无限シ」をめぐって
- 『今昔物語集』の表現技法 : 撰者加筆の度合い
- 『今昔物語集』の文体の重層性 : 直喩の分析から
- 『今昔物語集』の撰者の文体 : 直喩の分析から
- 『今昔物語集』の敬語
- 「かきけつやうに失せぬ」考
- 「とつぐ」文学
- 美女になった狐
- 「白い玉」の謎
- 「卒塔婆」の話 : 『国史大辞典』へのリクエスト
- 『今昔物語集』の表現方法
- 『今昔物語集』にみる生きる力
内容説明・目次
内容説明
著作集1・2・3『言葉から迫る平安文学』三巻は、言葉や文体、表現やコミュニケーションといった言語学的な立場から平安文学の諸問題を解明する。第三巻のテーマは、「説話・今昔物語集」。説話文学全般およびその中で傑出している『今昔物語集』を対象に、言葉や文体あるいは表現方法を追究した巻。三部から成る。1部は、「説話文学の言葉と文体」。直喩法などの表現技法に的を絞って、従来とは違った出典文献との比較という方法で手堅く『今昔物語集』の文体に迫った論などを収録。2部は、「『今昔物語集』の表現方法」。『今昔物語集』の表現方法に着目し、読者を魅了してやまない表現方法の秘密を解明する。3部は、「『今昔物語集』にみる生きる力」。読者に勇気と生きる力を与えてくれる話をセレクトし、原文・現代語訳・解説を行ない、『今昔物語集』の持つエネルギーをあぶりだす。
目次
- 1 説話文学の言葉と文体(説話文学の和漢混淆の度合い;説話文学の文体—戦記文学と比較して;説話文学の表現の問題 ほか)
- 2 『今昔物語集』の表現方法(言葉の落差を利用する—第二八第一話;きわどい場面をドライに描く—巻二四第八話;独特の語り口—巻二七第一五話 ほか)
- 3 『今昔物語集』にみる生きる力(阿吽の呼吸—巻一〇第三五話;悟りを得る—巻四第六話;果敢な挑戦—巻二六第三話 ほか)
「BOOKデータベース」 より