虚構世界はなぜ必要か? : SFアニメ「超」考察
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虚構世界はなぜ必要か? : SFアニメ「超」考察
勁草書房, 2018.12
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虚構世界はなぜ必要か? : SFアニメ超考察
虚構世界はなぜ必要か? : SFアニメ「超」考察
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キョコウ セカイ ワ ナゼ ヒツヨウ カ? : SF アニメ 「チョウ」 コウサツ
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Note
『けいそうビブリオフィル』ウェブ連載(2016.4-2017.9)を加筆・修正し、書籍化
参考文献あり
Contents of Works
- フィクションの価値低下のなかでフィクションを問うこと
- ネットもスマホもなかった世界から遠く離れて : 『うる星やつら2ビューティフルドリーマー』『エンドレスエイト』『魔法少女まどか☆マギカ』
- 冥界としてのインターネット : 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』と『serial experiments lain』1
- SFとオカルトの相補性、ホラーとオカルトの相違 : 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』と『serial experiments lain』2
- 仮想現実とフィクション : 『ソードアート・オンライン』『電脳コイル』『ロボティクス・ノーツ』1
- 多平面的で媒介(間接)的な接触 : 『ソードアート・オンライン』『電脳コイル』『ロボティクス・ノーツ』2
- 相対性理論的な感情 : 『ほしのこえ』と『トップをねらえ!』
- 日常としての異世界・中二病 : 『AURA魔竜院光牙最後の闘い』と『中二病でも恋がしたい!』1
- 遊技の現実的な作用 : 『AURA魔竜院光牙最後の闘い』と『中二病でも恋がしたい!』2
- 量子論的な多宇宙感覚 : 『涼宮ハルヒの消失』『ゼーガペイン』『シュタインズゲート』1
- 「決断」と分岐問題 : 『涼宮ハルヒの消失』『ゼーガペイン』『シュタインズゲート』2
- 準-多重化される世界 : 『涼宮ハルヒの消失』『ゼーガペイン』『シュタインズゲート』3
- とりとめのない「地」と認識可能な「図」 : 『涼宮ハルヒの消失』『ゼーガペイン』『シュタインズゲート』4
- 「社会を変える」というフィクション : 『逆襲のシャア』『ガンダムUC(ユニコーン)』『ガッチャマンクラウズ』1
- アンチ・ヒーローと、技術が可能にする「新しいもの」 : 『逆襲のシャア』『ガンダムUC(ユニコーン)』『ガッチャマンクラウズ』2
- フィクションのなかの現実 : 『マイマイ新子と千年の魔法』『この世界の片隅に』1
- フィクションと現実の交差的交換 : 『マイマイ新子と千年の魔法』『この世界の片隅に』2
- 人間不在の場所で生じる人間的経験 : 『けものフレンズ』
- 「ここ-今」と「そこ-今」をともに織り上げるフィクション : 『君の名は。』『輪るピングドラム』1
- 世界そのものが忘れた出来事の記憶 : 『君の名は。』『輪るピングドラム』2
- 呪いによって織り上げられる「同時性」 : 『君の名は。』『輪るピングドラム』3
- 「透明な存在」の積極的肯定=フィクション : 『君の名は。』『輪るピングドラム』4
Description and Table of Contents
Description
現実は変えられないという「現実主義」に抗するためにフィクションは意味をもち得るか。フィクションについて考えることは、夢を見ることに、あるいは夢について考えることに似ています。そして、現実主義者は、そのようなことには意味がないしくだらない、あるいは、無責任で害悪でさえあるというでしょう。それに対しわたしたちは、そのような現実主義の態度こそがわたしたちの現実を堅く貧しくしているのだと反論することはできるのでしょうか。「はしがき」より
Table of Contents
- フィクションの価値低下のなかでフィクションを問うこと
- ネットもスマホもなかった世界から遠く離れて—『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』『エンドレスエイト』『魔法少女まどか☆マギカ』
- 冥界としてのインターネット—『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』と『serial experiments lain』1
- SFとオカルトの相補性、ホラーとオカルトの相違—『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』と『serial experiments lain』2
- 仮想現実とフィクション—『ソードアート・オンライン』『電脳コイル』『ロボティクス・ノーツ』1
- 多平面的で媒介(間接)的な接触—『ソードアート・オンライン』『電脳コイル』『ロボティクス・ノーツ』2
- 相対性理論的な感情—『ほしのこえ』と『トップをねらえ!』
- 日常としての異世界・中二病—『AURA 魔竜院光牙最後の闘い』と『中二病でも恋がしたい!』1
- 遊技の現実的な作用—『AURA 魔竜院光牙最後の闘い』と『中二病でも恋がしたい!』2
- 量子論的な多宇宙感覚—『涼宮ハルヒの消失』『ゼーガペイン』『シュタインズゲート』1〔ほか〕
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