死者の救済史 : 供養と憑依の宗教学
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死者の救済史 : 供養と憑依の宗教学
(ちくま学芸文庫, [イ61-1])
筑摩書房, 2019.1
増補
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増補死者の救済史
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シシャ ノ キュウサイシ : クヨウ ト ヒョウイ ノ シュウキョウガク
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Note
初版: 角川書店2003年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
数々の未練を残してこの世を去った死者たち。その無念に、残された者は何をしてあげることができるのか。この問いに日本人は古くから執心し、多種多様な解決策を練り上げてきた。祟りと祀り、穢れと祓い、供養と調伏、そして死者との直接の交流である憑依。これらをさまざまな角度から再検討し、さらに比較宗教学的な見地を織り込むことで、生者と死者とが邂逅する局面と、そこで行われる交流や対決、取引に新たな光を当ててゆく。文庫化にあたり、靖国神社を集合性と個人性との相克の場として捉えた論考「靖国信仰の個人性」を増補した決定版。
Table of Contents
- 第1章 苦しむ死者と日本の民衆宗教
- 第2章 仏教説話集に見る死者の救済
- 第3章 供養システムの深化と定着
- 第4章 比較死者供養論にむけて
- 第5章 憑依再考
- 第6章 仏僧と憑依
- 第7章 憑依から供養へ
- 補論 靖国信仰の個人性
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