子どもと教育 : 近代家族というアリーナ
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子どもと教育 : 近代家族というアリーナ
(家族研究の最前線 / 比較家族史学会監修, 3)
日本経済評論社, 2018.12
- タイトル読み
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コドモ ト キョウイク : キンダイ カゾク トイウ アリーナ
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注記
各章末に参考文献(章によっては主要参考文献)あり
収録内容
- 近代家族から読み解く子どもと教育 / 小山静子著
- 初期近代イングランドの家政論における家政の統治と子どもの「教育」 / 柴田賢一著
- 家族による子どもの健康管理のはじまり : イギリス初の貧困児童向け無料診療所(一七六九-一七八一) / 野々村淑子著
- 「水上生活者」の家族と子どもの教育 : 一九〇〇-三〇年代の東京の河川・運河を舞台に / 山本敏子著
- 近代家族規範の形成と児童虐待問題の登場 : 一九三三年に児童虐待防止法が制定されるまで / 広井多鶴子著
- 満州農業移民事業宣伝誌にみられる植民地的男性性 / 海妻径子著
- 二十世紀初頭のドイツにおける母の日と教育 / 小玉亮子著
- フランス出産奨励運動の子ども観と家族 : 二十世紀前半における「多産化への教育」 / 河合務著
- 蘭領東インド・イスラーム社会における「近代家族」と子ども観 : 雑誌『アイシャの声』(一九二六-一九四一)に焦点をあてて / 服部美奈著
- 韓国における子どもの教育と家族 / 李璟媛著
- 里親委託の再編と「子どものニード」の前景化 : 一九六〇年代初頭の家庭養護促進協会発足と「愛の手運動」の軌跡から / 土屋敦著
- 「つくるもの」「育てるもの」としての「よい」子ども : 「健全育成」と母子保健法 / 小山静子著
内容説明・目次
内容説明
近代家族はいかにして生まれ、どのような子ども観や教育観が生み出されて社会に波及していったのか。そこに潜む困難や課題とは何なのか。国や地域、時代を超えて、考える。
目次
- 近代家族から読み解く子どもと教育
- 第1部 近代家族の揺籃(初期近代イングランドの家政論における家政の統治と子どもの「教育」;家族による子どもの健康管理のはじまり—イギリス初の貧困児向け無料診療所(一七六九〜一七八一))
- 第2部 近代家族への道(「水上生活者」の家族と子どもの教育—一九〇〇〜三〇年代の東京の河川・運河を舞台に;近代家族規範の形成と児童虐待問題の登場—一九三三年に児童虐待防止法が制定されるまで ほか)
- 第3部 近代家族における子ども・母・教育(二十世紀初頭のドイツにおける母の日と教育;フランス出産奨励運動の子ども観と家族—二十世紀前半における「多産化への教育」 ほか)
- 第4部 近代家族の定着(韓国における子どもの教育と家族;里親委託の再編と「子どものニード」の前景化—一九六〇年代初頭の家庭養護促進協会発足と「愛の手運動」の軌跡から ほか)
「BOOKデータベース」 より