書誌事項

文化大革命五十年

楊継縄著 ; 辻康吾編 ; 現代中国資料研究会訳

岩波書店, 2019.1

タイトル別名

Chinese Cultural Revolution : 50 years

タイトル読み

ブンカ ダイカクメイ ゴジュウネン

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注記

欧文標題は標題紙裏による

文化大革命関係年表: 巻末p35-48

人名索引: 巻末p1-6

内容説明・目次

内容説明

文化大革命の勝利者は誰だったのか。劉少奇ら実権派は文革派の犠牲となっただけだったのか。文革発動から五十年、その歴史を冷静に振り返るとき、真の文革像が見えてくる。文革の勝利者は実権派であり、敗北者は毛沢東を崇拝する造反派であった。流血は文革終了後も続き、犠牲者数は公表された数百倍にものぼる。文革を通じて現代中国の真実に迫る。

目次

  • 第1部 文革の起源から終焉まで(文革の予兆;文革の正式発動から全面的奪権へ;「二月逆流」と武漢事件 ほか)
  • 第2部 ポスト文革の中国(ポスト文革の大規模な摘発・批判・審査;摘発・批判・審査運動の拡大;胡耀邦、摘発・批判・審査の拡大を阻止 ほか)
  • 第3部 文革五十年の総括(毛沢東の文革発動の動機;毛沢東路線のイデオロギー的背景—継続革命論;文革の根本原因は建国後十七年の社会制度 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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