テレビ社会ニッポン : 自作自演と視聴者

書誌事項

テレビ社会ニッポン : 自作自演と視聴者

太田省一著

せりか書房, 2019.1

タイトル読み

テレビ シャカイ ニッポン : ジサク ジエン ト シチョウシャ

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注記

参考文献: 巻末pi-iv

内容説明・目次

内容説明

人はなぜテレビを見るのか?“視聴者”が自由を得るため。テレビは“自作自演的習性”、つまり「自分でやったことなのに素知らぬふりをする」習性を持つ。一方“視聴者”は、番組に出演したり、ツッコんだりしながらもテレビを実質放置する。こうして戦後、暗黙の“共犯関係”による“テレビ社会ニッポン”は誕生した。その65年余に及ぶ歴史を検証し、転換期にあるテレビと視聴者の未来を展望する。誰よりも自らが“視聴者”であり続けてきた著者による渾身のテレビ論。

目次

  • 序章 視聴者への“解放”—テレビ社会としての戦後日本
  • 第1章 自作自演の魅惑—テレビの原光景
  • 第2章 参加と自作自演—一九七〇年代の転換
  • 第3章 「祭り」と視聴者のあいだ—一九八〇〜一九九〇年代の高揚
  • 第4章 自作自演の現在—二〇〇〇〜二〇一〇年代の困難
  • 終章 ポストテレビ社会に向かって—「視聴者」という居場所

「BOOKデータベース」 より

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