1%の富裕層のお金でみんなが幸せになる方法 : 実現可能な保証所得が社会を変える
著者
書誌事項
1%の富裕層のお金でみんなが幸せになる方法 : 実現可能な保証所得が社会を変える
プレジデント社, 2019.2
- タイトル別名
-
Fair shot : rethinking inequality and how we earn
- タイトル読み
-
1% ノ フユウソウ ノ オカネ デ ミンナ ガ シアワセ ニ ナル ホウホウ : ジツゲン カノウ ナ ホショウ ショトク ガ シャカイ オ カエル
大学図書館所蔵 件 / 全33件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p224-240
原注: p241-253
内容説明・目次
内容説明
アメリカの堅実な中流家庭に育ったクリス・ヒューズは、努力型の秀才で、名門私立高校から奨学金つきでハーバード大学に進学した。そこまでならよくある話だが、彼のルームメイトがマーク・ザッカーバーグだったことにより、自身もフェイスブックの共同創業者として、20代の若さで巨万の富を手にした。その成功を足がかりに2008年の米大統領選でオバマ陣営のネット戦略を指揮したり、老舗雑誌の経営に乗り出したりする一方で、運の良し悪しが何世代かかっても解消できないほどの格差を生む「勝者総取り社会」に疑問を感じ始める。ほとんどのアメリカ人が、自動車事故や入院などのための緊急出費も捻出できないのに、自分は20代にして億万長者になった。そんなことが可能になる社会は何かが激しくまちがっている—。若き理想家が、自らの富と経験を注ぎ込んで取り組む「最も困難な問題」の現実的な解決策が「保証所得」という考え方だ。その財源のすべては「上位1%の富裕層への増税」で賄える…。
目次
- 第1章 富はどのようにして生み出されるか
- 第2章 アメリカンドリームの解体
- 第3章 鍵のかかったパソコン
- 第4章 生活不安定層の出現
- 第5章 ベーシックインカムではなく保証所得を
- 第6章 どんな仕事でもいいのか
- 第7章 やみくもな理想主義
- 第8章 知られざる優良制度「EITC」
- 第9章 「上位1%」のお金を有効に使うには
「BOOKデータベース」 より