大学による盗骨 : 研究利用され続ける琉球人・アイヌ遺骨

書誌事項

大学による盗骨 : 研究利用され続ける琉球人・アイヌ遺骨

松島泰勝, 木村朗編著

耕文社, 2019.2

タイトル別名

大学による盗骨 : 研究利用され続ける琉球人アイヌ遺骨

タイトル読み

ダイガク ニ ヨル トウコツ : ケンキュウ リヨウ サレツズケル リュウキュウジン・アイヌ イコツ

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注記

関連年表(与那嶺功作成): p316-322

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

墳墓発掘・遺骨領有は、戦前も戦後も刑法犯罪である。人類学者らは琉球、アイヌモシリ、台湾、朝鮮他で墓を無断で暴き、骨と埋葬品を持ち去った。大学に所蔵された人骨標本は、今日のDNA研究に至るまで多くの論文と研究資金の源となってきた。日本の学知の根底にある民族差別と植民地主義を問う。

目次

  • 1 琉球の遺骨返還問題(琉球人遺骨問題と自己決定権;形質人類学と植民地主義との歴史的関係と今日的課題—金関丈夫「人種学」を中心にして ほか)
  • 2 アイヌの遺骨返還問題(アイヌ遺骨返還運動とDNA研究;問われる日本人の歴史認識と先住民族アイヌの権利回復—アイヌ新法に先住権の明記を! ほか)
  • 3 植民地主義と学問の暴力(連載「帝国の骨」の取材から—京都帝国大の系譜;植民地主義と学知の調査暴力—「オキナワ」を返せ、琉球人遺骨を帰せ! ほか)
  • 4 京都大学を訴える(ウヤファーフジ(先祖)の遺骨を返せ;問題解決のための今後の展望 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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