帝国後のインド : 近世的発展のなかの植民地化
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書誌事項
帝国後のインド : 近世的発展のなかの植民地化
名古屋大学出版会, 2019.2
- タイトル別名
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1761-1828年におけるインダプール郡の社会経済研究
Socio-economic study of Indapur pargana (1761-1828)
- タイトル読み
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テイコクゴ ノ インド : キンセイテキ ハッテン ノ ナカ ノ ショクミンチカ
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注記
博士論文「1761-1828年におけるインダプール郡の社会経済研究 (Socio-economic study of Indapur pargana (1761-1828)) 」 (プネー大学, 2012年9月提出) を基に大幅に加筆修正したもの
参考文献: p415-423
初出一覧: p428-429
図表一覧: p430-431
索引: p432-438
内容説明・目次
内容説明
なぜ英領となったのか?ムガル帝国の衰退と後継国家の群雄割拠のもと生じた在地の大変動を、初めて現地語史料からとらえ、中間層権力をめぐる状況の変遷から植民地化の起源を解明、イギリス統治政策の浸透過程を丹念にたどるとともに、近代インドを近世史の発展との連続性のなかに位置づける。
目次
- 「18世紀問題」とインド史上の近世
- 第1部 前植民地期インド西部の農村社会(ムガル帝国後継国家の成立—マラーター同盟の版図拡大と挫折;マラーター同盟の地方支配—政府の統治と在地の自治の拮抗;マラーター同盟の軍事改革—インダプール郡での軍馬育成 ほか)
- 第2部 インド西部の社会経済変化と植民地化(イギリス東インド会社の進出とマラーター同盟との対立;植民地化前夜の在地社会の混乱と変化;在地流通ネットワークの存続—通関税記録による地方経済の分析)
- 第3部 新地税制度の導入と植民地政策の浸透(植民地期初期の行政再編—ボンベイ管区体制の成立とジャーギール制のゆくえ;ボンベイ管区における新地税制度の導入と展開)
- インドからみる植民地化—近世の長期変動の中で
「BOOKデータベース」 より