バクトリア王国の興亡 : ヘレニズムと仏教の交流の原点
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バクトリア王国の興亡 : ヘレニズムと仏教の交流の原点
(ちくま学芸文庫, [マ23-2])
筑摩書房, 2019.3
- タイトル読み
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バクトリア オウコク ノ コウボウ : ヘレニズム ト ブッキョウ ノ コウリュウ ノ ゲンテン
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注記
文中に主として用いた邦語文献: p318-319
バクトリア王国略年表: p325-332
第三文明社, 1992年1月刊の文庫化。一部加筆のほか一部の固有名詞の表記を改め、若干の図版を追加している
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「東の中国文明よりすれば西辺、南のインド文明よりすれば北辺、西のイラン文明よりすれば東辺、それぞれの大文明の辺境にありながら、地理的にはアジアの臍に位置する…この多極性が、バクトリアの歴史に不思議な彩りの深さを与えている」。ゾロアスターが生まれた地ともされ、後にはアレクサンドロスが侵攻した中央アジアの要衝地。古代ギリシア人の語った「大いなるバクトリア」は、近年のアフガニスタンの遺跡調査により「物語」(ストーリイ)から「歴史」(ヒストリイ)へとその姿を変えつつある。さまざまな史料から失われた歴史の一こまを蘇らせる唯一無二の概説書。
目次
- 夜明け
- ダレイオスの影
- アケメネス・バクトリア
- アレクサンドロス・アナバシス
- バクトリアの星
- インドをのぞむ
- アレクサンドロスの後継者たち
- 混血の王
- 独立への模索
- イラン・ルネッサンス
- 帝王の譜
- 両世界の王
- 遊牧の民のどよめき
- 夕暮れ
- 蘇るバクトリア
「BOOKデータベース」 より