食から描くインド : 近現代の社会変容とアイデンティティ
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食から描くインド : 近現代の社会変容とアイデンティティ
春風社, 2019.2
- タイトル読み
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ショク カラ エガク インド : キンゲンダイ ノ シャカイ ヘンヨウ ト アイデンティティ
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参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
肉食か菜食か、飲酒か禁酒か、誰がつくるのか、誰と食べるのか。国、地域、宗教、カースト、ジェンダー…食にあらわれる「自己」と「他者」。イギリス植民地時代から現代まで文学、歴史学、文化人類学にまたがり、インドの食をめぐる刺激的な論考!
目次
- 食から描くインド—近現代の社会変容とアイデンティティ
- 1 食からみる植民地支配とナショナリズム(一九世紀後半の北インドにおけるムスリム文人と食—郷愁と動揺;インドのイギリス人女性と料理人—植民地支配者たちの食生活;ナショナリズムと台所—二〇世紀前半のヒンディー語料理書;現代「インド料理」の肖像—はじまりはチキンティッカー・マサーラーから)
- 2 食をめぐる語り(一口ごとに、故郷に帰る—イギリスの南アジア系移民マイノリティの紡ぐ食の記憶と帰属の物語;買う・つくる・味わう—現代作家が描く食と女性)
- 3 変動する社会と食(もの言う食べ物—テランガーナにおける地域アイデンティティと食政治;飲むべきか飲まぬべきか—ベンガルール市でのフィールドワークから;ハラール食品とは何か—イスラーム法とグローバル化)
「BOOKデータベース」 より