Bibliographic Information

いつもそばには本があった。

國分功一郎, 互盛央著

(講談社選書メチエ, 700)

講談社, 2019.3

Title Transcription

イツモ ソバ ニワ ホン ガ アッタ

Available at  / 144 libraries

Description and Table of Contents

Description

書物とは、交錯する記憶のネットワークである。書き手は積み上げられてきた知の記憶にアクセスし、読み手は読書の時空の記憶とともに本に出会う。書物をめぐる記憶のネットワークが交錯し、よりきめ細かく、より豊かになるさまを伝えたい—そんな思いを抱いた二人の著者が相手に触発されつつ交互に書き連ねる16のエッセイ。人文書の衰退、人文学の危機が自明視される現代に贈る、かつてなかった「本」のための本。

Table of Contents

  • 幻想に過ぎないはダメ
  • 言語から出発する
  • 暇と退屈の問題に出会う
  • 書物は何のために?
  • 単に国家権力を批判するのではなく
  • 「分かりやすさ」の罠
  • 弱い言葉
  • 余白を消去してはならない
  • いつもそばにあったけれども読んでいなかった
  • 人文書は何に抗うのか?〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BB27889636
  • ISBN
    • 9784065150122
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    125p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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