いつもそばには本があった。
著者
書誌事項
いつもそばには本があった。
(講談社選書メチエ, 700)
講談社, 2019.3
- タイトル読み
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イツモ ソバ ニワ ホン ガ アッタ
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内容説明・目次
内容説明
書物とは、交錯する記憶のネットワークである。書き手は積み上げられてきた知の記憶にアクセスし、読み手は読書の時空の記憶とともに本に出会う。書物をめぐる記憶のネットワークが交錯し、よりきめ細かく、より豊かになるさまを伝えたい—そんな思いを抱いた二人の著者が相手に触発されつつ交互に書き連ねる16のエッセイ。人文書の衰退、人文学の危機が自明視される現代に贈る、かつてなかった「本」のための本。
目次
- 幻想に過ぎないはダメ
- 言語から出発する
- 暇と退屈の問題に出会う
- 書物は何のために?
- 単に国家権力を批判するのではなく
- 「分かりやすさ」の罠
- 弱い言葉
- 余白を消去してはならない
- いつもそばにあったけれども読んでいなかった
- 人文書は何に抗うのか?〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より