意味の深みへ : 東洋哲学の水位
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書誌事項
意味の深みへ : 東洋哲学の水位
(岩波文庫, 青(33)-185-4)
岩波書店, 2019.3
- タイトル読み
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イミ ノ フカミ エ : トウヨウ テツガク ノ スイイ
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注記
底本: 『意味の深みへ』(1985年12月岩波書店刊)
巻末にジャック・デリダの小論文「<解体構築>DÉCONSTRUCTIONとは何か」(丸山圭三郎訳)を併載
内容説明・目次
内容説明
イスラーム神秘主義、仏教唯識論、空海密教、老荘思想、インド哲学、西洋思想の記号学を論じることで、人間の思考、存在を決定する「コトバの意味」の根源を探求する。意識の深層に拡がる、渾沌とした「言語アラヤ識」を措定し、東洋哲学の立場から言語哲学的に考察する。デリダの、井筒に応答した小論文を併載。
目次
- 1(人間存在の現代的状況と東洋哲学;文化と言語アラヤ識—異文化間対話の可能性をめぐって)
- 2(デリダのなかの「ユダヤ人」;「書く」—デリダのエクリチュール論に因んで)
- 3(シーア派イスラーム—シーア的殉教者意識の由来とその演劇性;スーフィズムと言語哲学;意味分節理論と空海—真言密教の言語哲学的可能性を探る;渾沌—無と有のあいだ)
「BOOKデータベース」 より