チョーサー : カンタベリー物語 : ジャンルをめぐる冒険
著者
書誌事項
チョーサー : カンタベリー物語 : ジャンルをめぐる冒険
(世界を読み解く一冊の本)
慶應義塾大学出版会, 2019.4
- タイトル別名
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チョーサー『カンタベリー物語』 : ジャンルをめぐる冒険
チョーサーカンタベリー物語 : ジャンルをめぐる冒険
- タイトル読み
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チョーサー : カンタベリー モノガタリ : ジャンル オ メグル ボウケン
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注記
参考文献: p237-242
内容説明・目次
内容説明
「英詩の父」チョーサーの代表作『カンタベリー物語』。カンタベリー大聖堂への巡礼の途上、職業も身分も異なる巡礼たちが語る多種多様な物語は、キリスト教を支柱とする一枚岩的な世界とは異なる、豊饒な世界を描き出し、物語文学のジャンルを拡張した。神が細部に宿る物語世界のダイナミズムを丁寧に描く。
目次
- 序 『カンタベリー物語』の中世的な面白さ
- 1 『カンタベリー物語』の誕生(チョーサーの生涯と文学観;『カンタベリー物語』の写本と構造;巡礼という枠組と「総序の詩」)
- 2 話の饗宴—『カンタベリー物語』のダイナミズム(ヨーロッパ中世と古代;ファブリオ的な笑いの変容;賢妻と女性の声;うっとうしい教会関係者と誤読;奇蹟、驚異、魔術とオリエント;不条理な死と勝利;ジャンルの解体とメタナラティブ)
- 3 物語の終焉—『カンタベリー物語』のその後(『カンタベリー物語』の終わりの感覚;『カンタベリー物語』のその後と現代)
「BOOKデータベース」 より