官僚制と公文書 : 改竄、捏造、忖度の背景

書誌事項

官僚制と公文書 : 改竄、捏造、忖度の背景

新藤宗幸著

(ちくま新書, 1407)

筑摩書房, 2019.5

タイトル別名

改竄捏造忖度の背景

タイトル読み

カンリョウセイ ト コウブンショ : カイザン ネツゾウ ソンタク ノ ハイケイ

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注記

参考文献: p249-250

内容説明・目次

内容説明

官僚や官僚機構の劣化は、眼を覆いたくなるほど凄まじい。歴史への責任をともなう公文書の改竄、数々の立法および行政上のエビデンス(根拠)の捏造。エリート官僚たちによって勤勉に偽装作業が繰り返されていた事実が、次々と発覚している。いつから日本の官僚機構は、これほどまでに壊れてしまったのか。人事をふくめた組織構造、意思決定、情報公開法や公文書管理法など、官僚統制のシステムを問いなおし、「官邸主導」の暴走をえぐる。

目次

  • 序章 官僚制を揺るがす公文書管理(官僚機構の「危機感」;前代未聞の決裁文書の改竄 ほか)
  • 第1章 官僚制の組織構造と行動(戦後民主改革と調和しているのか;官僚制組織に内在する非民主的構造 ほか)
  • 第2章 官僚制の意思決定と情報公開法・公文書管理法(情報公開法の制定と論点;遅れてきた公文書管理法の制定 ほか)
  • 第3章 政権主導の意思決定システムと官僚制(安倍政権の「官から政」とは;政権主導の装置としての内閣官房強化と有識者会議 ほか)
  • 終章 壊れる官僚制をどうするか(「政権主導」の功罪;「政治主導」の意義を取り戻す ほか)

「BOOKデータベース」 より

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