ひとりで暮らす、ひとりを支える : フィンランド高齢者ケアのエスノグラフィー
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書誌事項
ひとりで暮らす、ひとりを支える : フィンランド高齢者ケアのエスノグラフィー
青土社, 2019.4
- タイトル別名
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ひとりで暮らすひとりを支える : フィンランド高齢者ケアのエスノグラフィー
- タイトル読み
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ヒトリ デ クラス ヒトリ オ ササエル : フィンランド コウレイシャ ケア ノ エスノグラフィー
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注記
著者「高橋」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え
参考文献: p252-261
内容説明・目次
内容説明
風土、家族、地域、自由、記憶。5つの章から、フィンランドの高齢者介護のリアルを描き出す。親族介護者、ディアコニ、帰還担当官、メモリーコーディネイターなど、さまざまな人びとに支えられるケアの現場に、何を見いだすことができるのか。島嶼地域に暮らす独居高齢者を長年にわたり調査してきた気鋭の文化人類学者が、制度と実践の両面から「年老いていくこと」の本質をすくいとる。
目次
- 第1章 風土(福祉と天気;岩礁海域心変わりと空;まとめ—群島町の天候‐世界)
- 第2章 家族(北欧型福祉国家と家族;公的ケア、私的ケア;親族介護;まとめ—ゆっくりと家族になっていく)
- 第3章 地域(フィールドワークのはじまり;現場に入る;慈善、博愛、福祉;フィールドワーカーのホリズム;まとめ—コミュニティという幻想)
- 第4章 自由(独居する人びと;強い選択;新たな自由;まとめ—古い自由、新たな自由)
- 第5章 記憶(認知症と社会;記憶と文化;まとめ—老いること、忘れること(覚えていること))
「BOOKデータベース」 より