21世紀×アメリカ小説×翻訳演習
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書誌事項
21世紀×アメリカ小説×翻訳演習
研究社, 2019.5
- タイトル別名
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21世紀×アメリカ小説×翻訳演習
21世紀×アメリカ小説×翻訳演習
21世紀アメリカ小説翻訳演習
- タイトル読み
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21セイキ × アメリカ ショウセツ × ホンヤク エンシュウ
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注記
出典一覧: p195-196
『通訳翻訳WEB』の「現代文学翻訳コンテスト」(2016.12-2017.11 合計12回)での講評に加筆修正し書籍化したもの
内容説明・目次
内容説明
現代アメリカ文学を中心に、文芸翻訳の基礎から応用まで、多様な訳文候補との対話という形で解説。語順や話法、アメリカ文化などに特有の語彙や、比喩・仕草の訳し方といった昔ながらのトピックから、現代の英語文学で流行中の現在形の語りまで、現在の文芸翻訳のさまざまな側面を垣間見つつ、優秀訳文と著者の訳文例を提示する参考書。加えて、故・岩本正恵さんの仕事を引き継ぎながら、21世紀のアメリカ文学の「いま」と今後を展望する。
目次
- 1 基本編(原文の語順をどこまで尊重するか—カレン・E・ベンダー「猫が言ったこと」(2015);「目」の語りと「耳」の語り—ローレン・グロフ「眼の壁」(2011);語りの視点と異文化への視線—ケリー・ルース「佐々木ハナに尻尾が生える3つの筋書き」(2016);比喩・仕草・会話の訳し方—ニコール・ハルートゥニアン「生きること」(2015);音や記号の情報—レベッカ・マカーイ「赤を背景とした恋人たち」(2015))
- 2 応用編(「いかにもアメリカ的なスモールタウンの風景を訳す」—マイケル・シズニージュウスキー「ヒーローたちが町にやってきた」(2015);比喩表現をどう訳すか—レスリー・ンネカ・アリマー「戦争の思い出話」(2017);イメージとテーマを訳語にどう反映させるか—アンソニー・ドーア「深み」(2011);冗長さと簡潔さ、語りの出し入れ—アダム・エールリック・サックス「ある死体のための協奏曲」(2016);単語と文法という基本に立ち返る—アメリア・グレイ「遺産」(2015))
- 3 岩本正恵さんとの、後からの対話—21世紀のアメリカ小説をめぐって
「BOOKデータベース」 より