ハンナ・アーレント : 屹立する思考の全貌

書誌事項

ハンナ・アーレント : 屹立する思考の全貌

森分大輔著

(ちくま新書, 1416)

筑摩書房, 2019.6

タイトル別名

ハンナアーレント : 屹立する思考の全貌

タイトル読み

ハンナ アーレント : キツリツ スル シコウ ノ ゼンボウ

大学図書館所蔵 件 / 169

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p277-282

内容説明・目次

内容説明

何ものにも依らないユニークな「手摺なき思考」が注目されたアーレント。本書は、全体主義が勃興して消えて行った激動の現代史を考察し続けた彼女の思索の最深部に迫る一書である。哲学、政治、思想という三つの補助線を駆使しながら主要な各作品を詳細に読みとき、時代を超えて屹立する思考の全貌を把握する。悪の問題、世界疎外、経験と思考、…人間の現実を徹底して追究した問題群を、いま改めて問いなおす。

目次

  • 序章 アーレントを論ずるために
  • 第1章 『アウグスティヌスの愛の概念』—哲学という源流
  • 第2章 『ラーエル・ファルンハーゲン』—ユダヤ人問題
  • 第3章 『全体主義の起原』—人間性への軽蔑
  • 第4章 『人間の条件』—政治哲学の伝統
  • 第5章 『革命について』—自由の設立
  • 第6章 『エルサレムのアイヒマン』—悪の凡庸さをめぐる考察
  • 第7章 『精神の生活』—他者とともに生きる

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ