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バッシング論

先崎彰容著

(新潮新書, 816)

新潮社, 2019.6

タイトル読み

バッシング ロン

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内容説明・目次

内容説明

人間社会を善悪で二分したがる知識人、右も左も議論の底が抜け落ちた言論空間、異論を排除するだけの飽くなき他者否定、情報化社会への適応を叫ぶ教育論議—いったいなぜ、日本人はこれほど余裕を失ってしまったのか。くり返されるバッシングに浮かびあがる社会の構造変化をとらえ、異様なまでに「マジメ」な人たちであふれた「美しい国」の病根をえぐりだす。

目次

  • まえがき—「マジメ」で「美しい」人々
  • 1 「善意」がテロを呼ぶ—バッシング論
  • 2 「辞書」を失った現代人—情報化社会論
  • 3 「大きな物語」は危うい—ロマン主義論
  • 4 「流行」が国家を潰す—西郷隆盛論
  • 5 「おことば」が象徴したもの—ポピュリズム論
  • 6 「言論空間」が荒廃してゆく—保守主義論
  • 7 「フクシマ」と「オキナワ」は同じではない—民族感情論
  • 8 「否定」という病が議論を殺す—国家像論
  • あとがき—歎息の時代に

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB28379249
  • ISBN
    • 9784106108167
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    203p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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