真実を語れ、そのまったき複雑性において : スチュアート・ホールの思考 Speak the truth in its full complexity : the thought of Stuart Hall
著者
書誌事項
真実を語れ、そのまったき複雑性において : スチュアート・ホールの思考 = Speak the truth in its full complexity : the thought of Stuart Hall
新泉社, 2019.6
- タイトル別名
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真実を語れそのまったき複雑性において
真実を語れそのまったき複雑性において : スチュアートホールの思考
- タイトル読み
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シンジツ オ カタレ、ソノ マッタキ フクザツセイ ニ オイテ : スチュアート・ホール ノ シコウ
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注記
初出一覧: p361-362
内容説明・目次
内容説明
カルチュラル・スタディーズの理論家、スチュアート・ホール。ジャマイカで生まれ、イギリスに渡ってメディアや現代文化の批判的研究に貢献し、反人種差別をめぐる社会運動や黒人アーティストたちの表現活動にも影響を与えた。民衆が生きる状況の具体的な複雑さについて考え、理解し、それを語ること。ホールのもとで学んだ著者が分断の時代に問う、「ポピュリズム」に対峙する知的技能の可能性。
目次
- 真実を語れ、そのまったき複雑性において
- 1 パブリック・インテレクチュアルの肖像(ジャマイカン・ボーイの彷徨;Over Hall—ジェームス・プロクター『スチュアート・ホール』によせて;いまだホールの「教え」に至らず)
- 2 スチュアート・ホールの理論的実践(文化と文化を研究することの政治学—スチュアート・ホールの問題設定;文化政治における分節化—「奪用」し「言葉を発する」こと;人種化された国民、国民化された人種;カルチュラル・スタディーズの終わり)
- 3 カルチュラル・スタディーズの終わりとはじまり(素描・カルチュラル・スタディーズの増殖について;権力、イデオロギー、リアリティの理論化—批判理論の日本における不幸な歴史の書き換えに向けて;「カップの底のお茶っ葉」—階級の言説性(discursivity)について;文化に気をつけろ!—ネオリペ社会で文化を考える五つの方法;レイシズム再考)
- そのただ中で、しかしその一部ではなく(In but not of)
「BOOKデータベース」 より