アフター・カルチュラル・スタディーズ After cultural studies
著者
書誌事項
アフター・カルチュラル・スタディーズ = After cultural studies
青土社, 2019.7
- タイトル別名
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アフターカルチュラルスタディーズ
- タイトル読み
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アフター・カルチュラル・スタディーズ
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注記
参考文献: p334-350
内容説明・目次
内容説明
“文化”と“政治”をめぐる問いを深化させてきたカルチュラル・スタディーズの大いなる蓄積の後に、どのような批判的な知を構築し直せるのか?そして、新自由主義により社会が分断され、現実の基盤が崩壊するなかで、どのような知を追い求めればいいのか?“連帯”へと向かう、挑戦の書。
目次
- トランプ時代のカルチュラル・スタディーズ—再定義の試み
- 第1部 越境する文化(岐路に立つカルチュラル・スタディーズ;サブカルチャーと差異の政治;ポストモダニティとほつれゆく文化;問いとしての政治的身体;カルチュラル・スタディーズの旅は続く—追悼・スチュアート・ホール;東アジアのCultural Studiesとは何か;カルチュラル・スタディーズとグラムシの対話をめぐって)
- 第2部 抗争する文化(「アメリカの世紀」の終わり;「アメリカ」を欲望/忘却する戦後—「基地」と「消費」の屈折をめぐって;東アジアにおける「アメリカ」という日常意識;誰が「沖縄」をしょうひするのか;アメリカニズムとは何か—古矢旬『アメリカニズム』を読む;アメリカの終わりと日本の末路—二一世紀はどんな時代か)
- 第3部 共振する文化(皇居前から国会前へ—戦後日本と“街頭の政治”の転回;「セゾン文化」とは何だったのか;まなざしの檻 見ることの権利—見田社会学と可視性の政治;鶴見良行とアメリカ—もうひとつのカルチュラル・スタディーズ;カルチュラル・タイフーンの翼に乗って)
- エピローグ 劇つくりの越境者—追悼・如月小春
「BOOKデータベース」 より