利休の懐石
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利休の懐石
(角川選書, 625)
KADOKAWA, 2019.9
- タイトル読み
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リキュウ ノ カイセキ
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内容説明・目次
内容説明
茶の湯の懐石で供される一汁三菜は、平安時代や室町時代の「本膳料理」と一線を画し、千利休の登場がもたらした革新的な茶の湯の精神のあらわれであり、日本の「もてなし」のスタイルを根幹から変容せしめた。茶事の成立の時代から、形式が完成して発展した江戸時代、そして近代に至るまでの茶会料理の変遷を分析。季節感や味わい深さなど日本の食文化の底流をなす精神を懐石研究の第一人者が明らかにする。
目次
- 第1章 茶事懐石の成立
- 第2章 利休の懐石
- 第3章 膳の上の構成—二菜から一菜へ
- 第4章 茶会の菓子考
- 第5章 利休懐石の継承
- 第6章 利休懐石の新たな展開
- 第7章 懐石の定型化
- 第8章 近代の茶事 懐石から点心へ
「BOOKデータベース」 より