コミュニティと都市の未来 : 新しい共生の作法

書誌事項

コミュニティと都市の未来 : 新しい共生の作法

吉原直樹著

(ちくま新書, 1445)

筑摩書房, 2019.10

タイトル読み

コミュニティ ト トシ ノ ミライ : アタラシイ キョウセイ ノ サホウ

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注記

参考文献: p278-286

内容説明・目次

内容説明

地方のコミュニティは衰退し、都市はグローバル化によって格差が拡大し疲弊している。そして都市の論理が地域のコミュニティを崩壊させている—通常このように否定的に語られることが多い。だが本当にそうだろうか。軽やかに移動し、ICTの様々なコミュニケーションの新技術でつながった人々による、都市における新しい共生の作法がありえるのではないか。多様性を認める寛容な精神に満ちた作法が、既存のコミュニティをも変えていく可能性を探る、碩学による最新社会評論。

目次

  • いま、なぜ都市共生なのか
  • 1 共生(生きられる共同性—イリイチの「共生」概念;都市をどうみるか—漱石・鴎外・須賀敦子の視座;多様性と寛容さ—ジェイコブズからフロリダへ)
  • 2 多様性(「美しいまち」と排除の論理—自閉するまちづくりと「異なるもの」;安全・安心—コミュニティの虚と実;新しいコスモポリタニズム)
  • 3 ボーダーとボーダーレス(サロンとコミュニティ—コ・プレゼンスのゆくえ;弱さと向き合うコミュニティ)
  • 多様性と差異のゆくえ—ポスト都市共生へ

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB29007308
  • ISBN
    • 9784480072597
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    286p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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