アンチ・アクション : 日本戦後絵画と女性画家

書誌事項

アンチ・アクション : 日本戦後絵画と女性画家

中嶋泉著

ブリュッケ , 星雲社 (発売), 2019.9

タイトル別名

アンチアクション : 日本戦後絵画と女性画家

タイトル読み

アンチ アクション : ニホン センゴ カイガ ト ジョセイ ガカ

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内容説明・目次

内容説明

草間彌生、田中敦子、福島秀子。三人の女性画家の画業をたどり、戦後美術史と美術運動の問題点を探りだし、「女性画家もいる」美術史を構築しようとする画期的試み。

目次

  • 第1章 「日本戦後美術史」とジェンダー(美術とジェンダー—「日本戦後美術史」とアンフォルメル;「アンフォルメル」と戦後の批評;「アンフォルメル旋風」と戦後美術の再ジェンダー化—「アンフォルメル」から「アクション・ペインティング」へ;日本戦後美術史のジェンダーを問うために)
  • 第2章 「アンチ・アクション」に向けて—戦後美術と女性(戦後美術と新人女性;「戦前の父」と「戦後の娘」;「女らしい」画家からアンフォルメル画家へ;批評の再ジェンダー化と戦後社会のなかの女性美術家;「アンチ・アクション」—フェミニズム美術としての批評の可能性)
  • 第3章 草間彌生の「ネット・ペインティング」—政治的に(「線」の変遷—「アンフォルメル以前」の一つの物語;「ネット・ペインティング」へ)
  • 第4章 抽象の方法—田中敦子の「円と線の絵画」と戦後の物質文化(「具体」と物質—田中の場合;田中の「構成」と戦後の物質文化;「円と線の絵画」)
  • 第5章 福島秀子の「捺す」絵画と人間のイメージ(福島秀子の絵画—顔と人間;顔の思想と戦後抽象絵画;捺す絵画と福島の「人」—“ホワイトノイズ”へ)

「BOOKデータベース」 より

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