教育哲学のデューイ : 連環する二つの経験
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教育哲学のデューイ : 連環する二つの経験
東信堂, 2019.10
- タイトル読み
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キョウイク テツガク ノ デューイ : レンカン スル フタツ ノ ケイケン
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注記
文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
今また、ジョン・デューイへの関心が集まっている。デューイといえば、進歩主義教育、プラグマティズムの理論家として知られているが、その「経験」の概念の本態が、形而上学的、存在論的であることは、あまり知られていない。戦後70年、日本社会は市場化、情報化、グローバル化を遂げてきたが、そうした中でこそ、デューイの人間的な「経験」の本態は、人が人として生きるための礎として、改めて捉え直されるだろう。
目次
- 教育哲学のデューイへ—「経験の再構成」とは何か
- デューイ思考教育論の実践—ホーレスマン・スクールにおける実験の成果と課題
- 教育と民主主義の再建のために—現代社会の危機とデューイの学習思想
- デューイにおける「経験の分有」の思考—目的合理性と合一的共同性を超えて
- 文化的自然主義の教育思想
- 「成長」の教育思想を支える経験と自然の一元的多元性—デューイ自然主義における質概念への着目から
- デューイの芸術論にみる、一でありかつ多であること—ベルクソンとジェイムズへの言及をてがかりに
- デューイとアダムズにおける「劇化」の教育思想
- 科学技術の倫理とコモン・マンのデモクラシー—デューイの教育思想からグローバル化時代の「公衆」論へ
- デューイの知性論についての考察—「知性的」な思考についての自然主義的アプローチ
- デューイのエマソンとは誰か
- デューイのコミュニケーション概念
- 連関する二つの経験—デューイとともに教育を哲学する
「BOOKデータベース」 より