千家尊福と出雲信仰
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千家尊福と出雲信仰
(ちくま新書, 1452)
筑摩書房, 2019.11
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センゲ タカトミ ト イズモ シンコウ
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University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
081-C44-145210019009579
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Note
主な引用・参考文献: p298-307
千家尊福関連年表: p308-318
Description and Table of Contents
Description
千家尊福(一八四五〜一九一八)は明治のはじめ、出雲大社の祭祀をつかさどる国造(宮司)につくと、近世までの出雲信仰をもとに近代的な大社教を創立。日本全国に出向き出雲信仰を説き、神道界を二分した祭神論争では出雲派のリーダーとして活躍した。「生き神様」として絶大な人気を誇った尊福は後に政治家ともなり、埼玉・静岡・東京の府県知事、司法大臣や東京鉄道社長なども務め政財界で指導力を発揮した。出雲が生んだ希代の偉人の足跡をたどり、知られざる出雲信仰の世界を描く。
Table of Contents
- 1 出雲国造の世界—近世までの大社信仰(出雲国造;列島各地にある出雲国造ゆかりの神社;中世近世の出雲信仰と大社の御師;幕末の出雲歌壇と教学)
- 2 卓越した指導力をもつ生き神(明治宗教界の若き泰斗;祭神論争—伊勢派との対立;大社信仰の確立へ—殉教する生き神)
- 3 政治の世界へ(政への回帰—埼玉・静岡県知事としての功績;政財界の重鎮へ—東京府知事・司法大臣・東京鉄道社長として)
- 4 尊福が遺したもの—晩年の巡教と後継者たち(生涯にわたる巡教;受け継ぐ人たち)
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