イスラーム法の子ども観 : ジェンダーの視点でみる子育てと家族

書誌事項

イスラーム法の子ども観 : ジェンダーの視点でみる子育てと家族

小野仁美著

慶應義塾大学出版会, 2019.11

タイトル別名

イスラーム法の子育て観 : 法学者間のイフティラーフからみたマーリク派の特徴

Children and childhood in Islamic law

タイトル読み

イスラーム ホウ ノ コドモカン : ジェンダー ノ シテン デ ミル コソダテ ト カゾク

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注記

博士論文「イスラーム法の子育て観 : 法学者間のイフティラーフからみたマーリク派の特徴」 (東京大学, 2011年度提出) に、その後の研究成果を合わせて加筆修正を施したもの

参考文献: 巻末p11-29

内容説明・目次

内容説明

世界のムスリム人口が増加するなか、ムスリムの日常生活における規範を記すイスラーム法を、「子ども」や「家族」、「子育て」をキーワードに、ジェンダー視点を交えて考察する。

目次

  • 序論(法学書を子ども観から読み解く—本書の目的;本書の特徴と意義 ほか)
  • 第1章 人間の成長段階と法的能力(イスラーム法における子どもの概念;身体的成熟と法的能力の変化 ほか)
  • 第2章 父の権限と子への義務(実子の確定;子の宗教と新生児儀礼 ほか)
  • 第3章 母の役割と「子の利益」(母の授乳は義務なのか;乳母の雇用をめぐる問題 ほか)
  • 第4章 子どもへのクルアーン教育(子どもへの教育を示す言葉;クルアーン教師の雇用規定 ほか)
  • 結論—イスラーム法の子ども観が映すもの

「BOOKデータベース」 より

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