定家『明月記』の物語 : 書き留められた中世
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書誌事項
定家『明月記』の物語 : 書き留められた中世
ミネルヴァ書房, 2019.11
- タイトル別名
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定家明月記の物語 : 書き留められた中世
- タイトル読み
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テイカ『メイゲツキ』ノ モノガタリ : カキトメラレタ チュウセイ
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注記
明月記抄--定家年齢譜: p263-321
参考文献: p323-324
内容説明・目次
内容説明
藤原定家の記した『明月記』は五六年にわたる克明な記録で歴史的価値の高いものであるが、難解な漢文で書かれており理解は容易でなかった。本書では『明月記』に平易な解説がほどこされており、誰もが『明月記』をとおして中世の世相や風俗を知ることができるよう配慮されている。
目次
- 『明月記』転変八百年
- 俊成の五条京極亭焼亡—洛中の火災頻々
- 俊成と子女たち—一夫多妻時代
- 世界が驚いた天文記録—大流星・超新星
- 紅旗征戎は吾が事にあらず—乱逆の軽視
- 高倉院崩御—末代の賢王を慕う
- 剛毅の女房の生涯—健御前の『たまきはる』
- 九条家四代に仕える—浮沈を共にする主家
- 定家の家族と居宅—西園寺家との縁組
- 荘園経営の苦労—横領・地頭・経済生活〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より