マタイ受難曲
著者
書誌事項
マタイ受難曲
(ちくま学芸文庫, [イ48-2])
筑摩書房, 2019.12
- タイトル別名
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Matthäus-Passion
- タイトル読み
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マタイ ジュナンキョク
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注記
1994年東京書籍刊の文庫化
文献目録: p570-577
人名索引: p578-582
マタイ受難曲の対訳あり
欧文タイトルはブックジャケットによる
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
荘厳な響きと、雄大な構想により、西洋音楽の歴史において圧倒的な存在感を誇ってきた“マタイ受難曲”。イエスの捕縛から十字架刑、そして復活までの物語を描いたこの作品には、罪を、死を、犠牲を、救済をめぐる人間のドラマがあり、音楽としての価値を超えて、存在そのものの深みに迫ってゆく力がある。いまなお演奏ごとに、そして鑑賞のごとに新たなメッセージが発見され続ける、すぐれて現代的なテーマを秘めている。バッハ研究の第一人者が、バッハの手書き譜や所蔵していた神学書など膨大な資料を渉猟し、ひとつひとつの曲を緻密に分析して本国での演奏にまで影響を与えた古典的名著。
目次
- 序論(受難と受難曲の歴史—バッハまで;“マタイ受難曲”の資料と作曲年代;ピカンダーによる自由詩;歌詞のルーツを探って;受け継がれるコラールの伝統)
- 本論(花婿が、小羊のように—冒頭合唱曲の世界“第1曲”;受難の預言“第2曲‐第4曲b”;香油を注ぐ女“第4曲c‐第6曲”;血を流すイエスの心“第7曲‐第8曲”;最後の晩餐“第9曲a‐第13曲”;オリーブ山にて“第14曲‐第17曲”;ゲツセマネの園の苦悩“第18曲‐第26曲”;捕縛“第26曲‐第29曲”;イエスを探す美女“第30曲‐第37曲”;明暗を分けた悔い改め“第38曲‐第42曲”;流れ下る愛“第43曲‐第49曲”;血にまみれた十字架“第50曲a‐第58曲e”;イエスの死“第59曲‐第63曲b”;おのが心への埋葬“第63曲c‐第68曲”)
「BOOKデータベース」 より