宗教の哲学
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宗教の哲学
(ちくま学芸文庫, [ヒ17-1])
筑摩書房, 2019.12
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Philosophy of religion
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シュウキョウ ノ テツガク
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Note
1994年勁草書房刊の文庫化
原著第4版(Pearson Education, c1990)の翻訳
さらに研究するひとのために: p351-352
索引: pi-vi
叢書番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
キリスト教、ユダヤ教、イスラーム、仏教…、人類の文化があるところ必ず存在する宗教は、それぞれ、自身を“絶対の真理”の保持者として位置づけてきた。これらの相容れない主張は比較検討が可能なのだろうか。本書は、「宗教多元主義」の立場から、それぞれの教義を考察する。ただ一つの宗教だけが真理に到達しているのではなく、各宗教の違いは、究極的実在に対する様々に異なるアプローチであり応答であると考え、哲学的に問題を捉える。神の存在から、悪の問題、救済論的構造の在り方までを入念に議論し、長く読み継がれている定評のある入門書。
Table of Contents
- 序論 宗教の哲学とは何か
- ユダヤ‐キリスト教的神の概念
- 神の存在に同意する論証
- 神の存在に反対する論証
- 悪の問題
- 啓示と信仰
- 証拠主義・基礎づけ主義・合理的信念
- 宗教のことばの問題
- 検証の問題
- 諸宗教における相容れない真理の主張
- 人間の運命—不死とよみがえり
- 人間の運命—業と生まれかわり
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