「ユダヤ」の世界史 : 一神教の誕生から民族国家の建設まで

書誌事項

「ユダヤ」の世界史 : 一神教の誕生から民族国家の建設まで

臼杵陽著

作品社, 2020.1

タイトル別名

ユダヤの世界史 : 一神教の誕生から民族国家の建設まで

タイトル読み

「ユダヤ」ノ セカイシ : イッシンキョウ ノ タンジョウ カラ ミンゾク コッカ ノ ケンセツ マデ

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注記

関連年表: 巻末pxii-xiv

索引: 巻末pi-x

内容説明・目次

内容説明

「ユダヤ」の人々は数千年にわたって、信仰や記憶を通じて一つに結びついてきた一方で、自らが生きた時代や地域の中で、きわめて多様な姿を見せることとなった。一神教の誕生から、離散と定住、キリスト教・イスラームとの共存・対立、国際的ネットワークの展開、多彩な才能の開花、迫害の悲劇、国家建設の夢、現在の紛争・テロ問題にいたるまで、そこにはこの世界の複雑さが映し出されてもいる。「民族」であると同時に「信徒」である「ユダヤ人/教徒」の豊かな歴史を辿り、さらには、そこから逆照射して世界史そのものの見方をも深化させる。

目次

  • 「ユダヤ」の歴史を考えるために
  • 第1部 古代—「民族/教徒」の誕生(古代ユダヤ人の離散;聖書の成立以後のユダヤ教;ラビ・ユダヤ教とキリスト教)
  • 第2部 中世・近世—国際的ネットワークの展開(拡大するイスラーム世界のユダヤ教徒;十字軍からレコンキスタへ;オスマン帝国におけるユダヤ教徒の繁栄)
  • 第3部 近代—内と外からの改革(市民革命の時代とユダヤ人解放;ユダヤ啓蒙主義と改革派ユダヤ教徒;ハシディズム世界の盛衰;近代のイスラームとヨーロッパのはざまで;万国イスラエル同盟の活動)
  • 第4部 現代—シオニズムと反ユダヤ主義(シオニズム運動の始動;アリヤーと新旧ユダヤ共同体;オスマン帝国からトルコ共和国へ;両大戦間期の中東1—パレスチナ;両大戦間期の中東2—イラク;アメリカ社会のユダヤ系移民;ホロコースト生存者とイスラエル建国)
  • イスラエル建国後のアラブ諸国・パレスチナとの関係

「BOOKデータベース」 より

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