パワー・エリート
著者
書誌事項
パワー・エリート
(ちくま学芸文庫, [ミ22-2])
筑摩書房, 2020.2
- タイトル別名
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The power elite
パワーエリート
- タイトル読み
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パワー エリート
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注記
1969年3-4月に東京大学出版会UP選書から刊行された上下巻を合冊して文庫化したもの
原著者註: p617-680
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
企業大富豪、政界幹部、軍上層部。権力エリート層はこの三領域をまたいで形成され、人脈や利害調整などでバランスを保ちつつ、権力・富・威信を集中させている。本書はその様相を詳細にあぶり出し、さらにマス・メディア等を通じて底辺に広がる大衆社会を支配していく構図を分析する。それは、米国社会が理念としていた民主主義が形骸化していることを暴き、全体主義への道を進みつつあると警鐘を鳴らす痛烈な批判へと繋がった。20世紀半ばにセンセーションを巻き起こし、その後の階級論・格差論へと議論が引き継がれていった社会学の古典的名著。
目次
- 上層諸グループ
- 地方社会
- 大都市上流社会
- 有名人
- 大富豪
- 会社最高幹部
- 会社富豪
- 将軍たち
- 軍の台頭
- 政治幹部会
- 均衡理論
- 権力エリート
- 大衆社会
- 保守的ムード
- 上層部の不道徳性
「BOOKデータベース」 より