詩としての哲学 : ニーチェ・ハイデッガー・ローティ

書誌事項

詩としての哲学 : ニーチェ・ハイデッガー・ローティ

冨田恭彦著

(講談社選書メチエ, 722)

講談社, 2020.2

タイトル別名

詩としての哲学 : ニーチェハイデッガーローティ

タイトル読み

シ トシテノ テツガク : ニーチェ・ハイデッガー・ローティ

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内容説明・目次

内容説明

人間の「理性」「知性」を最も重要な心の働きとする、プラトン以来の西洋哲学における真理探究型の思考。一方、イギリス・ロマン主義から始まり、「想像力」をすべての思考の根本と捉えるエマソン〜ニーチェ〜ハイデッガー〜ローティへの思想の流れ。真理への接近を図る哲学から、開かれた思考を目指す哲学へ、理性主義の系譜を検証し、創造への新たな可能性を探る。

目次

  • 第1部 決別(プラトンとの決別—理性に対する想像力の優位;エマソンとニーチェ—反プラトン主義と新たな円;ハイデッガーの二面性—「思索」と「存在」)
  • 第2部 理由(プラトン的真理観は、どうして機能しないのか—クワイン=デイヴィドソンの言語哲学の観点から;原型的経験論に対する二つの誤解—感覚与件の神話と、ロックに見られる創造的人間観)
  • 第3部 仮説(デカルト—仮説ベースの基礎づけ主義;カント—見せかけの中立性と知の硬直化)
  • 詩としての哲学—桎梏からの解放

「BOOKデータベース」 より

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