イスラーム法と家産 : 19世紀イラン在地社会における家・相続・女性

書誌事項

イスラーム法と家産 : 19世紀イラン在地社会における家・相続・女性

阿部尚史著

中央公論新社, 2020.2

タイトル別名

イスラーム法と家産 : 19世紀イラン在地社会における家相続女性

イスラーム法と家産 : 19世紀イラン在地社会における家・相続・女性

タイトル読み

イスラーム ホウ ト カサン : 19セイキ イラン ザイチ シャカイ ニオケル イエ ソウゾク ジョセイ

大学図書館所蔵 件 / 71

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献一覧: p347-355

内容説明・目次

内容説明

19世紀、職や地位の世襲化や縁故主義が広がっていたイラン社会で、有力者たちは、家産をいかに形成し、存続させたのか。そこでのイスラーム法の働きはどのようなものだったのか。女性はどのような役割を持っていたのか。イスラーム法文書や財産目録、帳簿などの詳細緻密な読み取りをベースに、これらの問いに包括的に答える。

目次

  • 序章 はじめに
  • 第1章 ナジャフコリー・ハーン・ドンボリー家小史
  • 第2章 有力者の家産の原初形態—ナジャフコリー・ハーン・ドンボリーの財産形成
  • 第3章 財産占拠を巡る争訟と「家」意識
  • 第4章 財産相続とイスラーム法—ファトフアリー・ベグの財産の相続
  • 第5章 家産維持戦略—ファトフアリー2世の「財産保有」策
  • 第6章 ムスリム女性の婚資と家産—ファトフアリー2世の母、妻、嫁
  • 第7章 家産存続の実態—ホセインコリー・ハーン時代の帳簿・財産目録から
  • 補章 曖昧な「所有者」認識—19世紀イランの1農村を巡る紛争

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ