家事労働の国際社会学 : ディーセント・ワークを求めて

書誌事項

家事労働の国際社会学 : ディーセント・ワークを求めて

伊藤るり編著 ; 定松文 [ほか] 著

人文書院, 2020.2

タイトル別名

Transnational sociology of domestic work : in quest of decent work

家事労働の国際社会学 : ディーセントワークを求めて

タイトル読み

カジ ロウドウ ノ コクサイ シャカイガク : ディーセント ワーク オ モトメテ

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注記

その他の著者: 小ヶ谷千穂, 平野恵子, 大橋史恵, 巣内尚子, 中力えり, 宮崎理枝, 篠崎香子, 小井土彰宏, 森千香子

参考文献: p351-377

内容説明・目次

内容説明

ケアをめぐる越境的連鎖、グローバル・ケア・チェーンの考察には、移民政策およびローカルな家事労働者の処遇、社会のジェンダー観、当事者による組織化の歴史といった諸条件の検討が不可欠だ。ILOが有償家事労働を「労働」として認めるに至った経緯を把握し、日本の進路を探るための先端的研究書。

目次

  • グローバル・イシューとしての家事労働—ILO一八九号条約が意味するもの
  • 第1部 移住家事労働政策の先発地アジアと後発受入れの日本(日本における家事労働の市場化と分断された家事労働者—家事労働者史からみる国家戦略特区の外国人家事労働者;フィリピンにおける家事労働者の運動とその二つのベクトル—ローカルそしてトランスナショナルに追求されるディーセント・ワーク;インドネシアにおける家事労働者の権利保護—一八九号条約を起点とする「技能化」と組織化;香港社会の家事労働者—「中国」と「外国」の狭間における分断と連携;在台湾ベトナム人家事労働者の滞在の非正規化と移住インフラ—抵抗としての「逃げること」と永続する搾取)
  • 第2部 フォーマル化と「地下経済」のあいだのヨーロッパ(統合ヨーロッパにおける家事労働振興政策と一八九号条約—ブリュッセルとジュネーブのあいだ;フランスにおける家事労働のフォーマル化と家庭雇用—移住家事労働者と産別労働協約という磁場;イタリア家事労働領域のデュアリズム—政策対応における権利擁護と剥奪;ドイツで家事労働のフォーマル化が滞るのはなぜか—制度が生み出すインフォーマルな移住家事労働者)
  • 第3部 移住家事労働者の運動戦略とアメリカの地域的文脈(地域レベルでの家事労働者、その権利闘争の構造と動態—カリフォルニア州の多元的社会運動と地域的規制の意味するもの;移住女性のエンパワメントと地域コミュニティ組織の役割—ニューヨーク市ワーカーズ・コープ結成支援の事例を中心に)
  • 家事労働におけるディーセント・ワークの課題と展望—マルチスケールの運動実践へのビジョン

「BOOKデータベース」 より

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