偽書が揺るがせた日本史
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偽書が揺るがせた日本史
山川出版社, 2020.3
- タイトル読み
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ギショ ガ ユルガセタ ニホンシ
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注記
参考文献: p266-269
内容説明・目次
内容説明
なぜ、偽書は横行し続けるのか?古代以来の足跡をたどり、陰謀論との危険な関係、歴史資料としての扱い方を考察する。
目次
- 1 時代への欲求が生み出した偽書(古代日本の「偽書?」弾圧事件—「正史」とはなにか?;「名言」として伝わる身近な偽書—「東照宮御遺訓」ほか;偽書づくりの巨人・沢田源内—『和論語』ほか ほか)
- 2 偽書と陰謀論(偽書に力を加える「陰謀論」の存在;戦前の弾圧事件に付きまとう陰謀論—『竹内文書』『九鬼文書』;弾圧されたから残った?偽書—「中山文庫」 ほか)
- 3 歴史資料として偽書をどう扱うか(偽書研究の嚆矢となった二人の研究者;偽書を研究対象にさせた歴史学のパラダイム転換;偽書研究の画期となった一九九〇年代 ほか)
「BOOKデータベース」 より