心の臨床を哲学する
著者
書誌事項
心の臨床を哲学する
新曜社, 2020.5
- タイトル別名
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Philosophy of psychiatry & psychology
- タイトル読み
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ココロ ノ リンショウ オ テツガク スル
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注記
その他の編著者: 田所重紀, 東畑開人, 鈴木貴之
その他の著者: 遠藤季哉, 井原裕, 廣瀬雄一, 野村晴夫, 東斉彰, 渡邊芳之, 信原幸弘, 南学正仁, 佐々木拓, 石原孝二
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
「精神医学」「心理学」「心の哲学」の三つの視点から、精神科臨床や心理臨床を含む心の臨床全般を哲学的に検討。実践に臨む視野が大きく広がる。
目次
- 第1部 精神医学(精神医学の「二つの心」;精神療法家は人の人生観にどこまで踏み込めるのか;精神科医はどのようにして心を理解するか?—了解・シミュレーション・共感;自閉スペクトラム症への医療介入における妥当性の問題:試論;「クイ・ボノ?」(“Cui bono?”)—精神医学は「あなたのためを思えばこそ」なのか?)
- 第2部 心理学(心理教育の心類学—予防・布教・マーケティング;ナラティヴ・アプローチによる心理臨床—人々の「声」を取り戻す実践;比較心理療法論—認識論と心の哲学からの考察;性格心理学をめぐるいくつかの問題)
- 第3部 心の哲学(精神医学の多元性と科学性;感情労働と心の病;言語を持たない動物は精神疾患のモデルになるのか?—精神疾患の動物モデルと精神医学史における発見;薬物依存症者に対する適切な非難のあり方—非難の関係性説に基づく依存行動への対応;精神障害(精神疾患)とは何か)
「BOOKデータベース」 より