国家と移民 : 外国人労働者と日本の未来

書誌事項

国家と移民 : 外国人労働者と日本の未来

鳥井一平著

(集英社新書, 1025B)

集英社, 2020.6

タイトル読み

コッカ ト イミン : ガイコクジン ロウドウシャ ト ニホン ノ ミライ

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内容説明・目次

内容説明

「移民社会」はすでに始まっています。少子高齢化が進む日本。「次の社会」の持続可能性は、外国人労働者の活躍、存在なしには考えられません。二〇一九年四月、入管法の改定で、在留資格「特定技能」による外国人労働者の受け入れが政策的にも始まりました。しかし、日本は受け入れに見合った社会になっているでしょうか?現実には技能実習生が、「時給三〇〇円」に象徴される奴隷労働構造の中で働いたり、ヘイトスピーチ等の人権問題が山積しています。外国人労働者と共生する社会、移民社会に必要な条件とは?アメリカ国務省から「人身売買と闘うヒーロー」として表彰された外国人労働者問題のスペシャリストがデータとエピソードで明快に解説。

目次

  • 第1章 外国人労働者をめぐる環境(アメリカ国務省や国連から厳しい勧告;「外国人=犯罪者」と思いがちな入管職員や警察官 ほか)
  • 第2章 外国人労働者奮闘記—モノ扱いが横行する現場(一〇〇の相談に一〇〇の物語;ケース1 指をなくしたラナ ほか)
  • 第3章 「外国人」労働者受け入れ政策の歴史(“前史”オールドカマーの時代(戦前〜戦中);「オーバーステイ容認」政策(一九八〇年代〜) ほか)
  • 第4章 これからの移民社会(そもそも「移民」とは何か;移民の歴史的価値を再認識すべき ほか)

「BOOKデータベース」 より

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