現代世界の呪術 : 文化人類学的探究
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現代世界の呪術 : 文化人類学的探究
春風社, 2020.5
- タイトル読み
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ゲンダイ セカイ ノ ジュジュツ : ブンカ ジンルイガクテキ タンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
呪術の合理性とは?呪術を問うことの現在的な意義はなにか?人類学の黎明期から議論されてきた問題を、物質性や感覚経験という切り口からアップデートする。
目次
- 総論(現代世界において呪術を問うこと;偶然と必然を結ぶ妖術—アフリカにおける妖術的現実の存在様相)
- 第1部 多元的知識実践環境における合理性の再検討(呪術・宗教・科学を再考する—あるいは呪術における非合理性;呪術が禁止されるとき—インドにおける合理主義運動がもたらす迷信としての呪術;カザフスタンにおける伝統医療とエムシ(治療者)の活動;動物磁気術と催眠術の近代—科学と呪術のはざまにおける実践=知の誕生の素描)
- 第2部 呪術とコミュニケーション(ベナンにおけるブードゥのメディア転回;恐れを通じた干渉—ガーナ南部における挨拶、遊び、王権闘争;すべてははじめからわかっていた—東南アジア大陸部山地民ラフの呪術と動物;「フェティッシュ」を飼い馴らす)
- 第3部 感覚とマテリアリティの呪術論(感覚・マテリアリティ・言葉—ヴァヌアツにおける邪術と科学の関係を起点として;西欧近世の魔術信仰における感覚・実践・マテリアリティ;感覚・マテリアリティ・言葉—ヴァヌアツにおける邪術と科学の関係を起点として;西欧近世の魔女信仰における感覚・実践・マテリアリティ;不可視を「見る」、不可解を「語る」—東北タイにおける呪術と感覚経験;妖術師の生成するところ—ベナンの新宗教の実践における身体・情動・マテリアリティ;あるはずのないものへの疑念—北タイにおける呪術と情動;経験されざるものを知る—マダガスカル漁撈民ヴェズにおける霊と呪術のリアリティ)
「BOOKデータベース」 より