書誌事項

資本主義と奴隷制

エリック・ウィリアムズ著 ; 中山毅訳

(ちくま学芸文庫, [ウ33-1])

筑摩書房, 2020.7

タイトル別名

Capitalism and slavery

Capitalism & slavery

資本主義と奴隷制 : ニグロ史とイギリス経済史

タイトル読み

シホン シュギ ト ドレイセイ

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注記

原著(Russell & Russell, 1961)の全訳

文庫化の底本: 「資本主義と奴隷制 : ニグロ史とイギリス経済史」 (理論社 1978年刊 新装版)

文献解題: p423-434

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

なぜイギリスは世界ではじめての工業化を成し遂げ、ヴィクトリア時代の繁栄を謳歌しえたのか。この歴史学の大問題について、20世紀半ばまでは、イギリス人、特にピューリタンの勤勉と禁欲と合理主義の精神がそれを可能にしたのだとする見方が支配的だった。これに敢然と異を唱えたのが、本書『資本主義と奴隷制』である。今まで誰も注目しなかったカリブ海域史研究に取り組んだウィリアムズは、奴隷貿易と奴隷制プランテーションによって蓄積された資本こそが、産業革命をもたらしたことを突き止める。歴史学の常識をくつがえした金字塔的名著を、ついに文庫化。

目次

  • 黒人奴隷制の起源
  • 黒人奴隷貿易の発展
  • イギリスの商業と三角貿易
  • 西インド諸島勢力
  • イギリスの産業と三角貿易
  • アメリカ革命
  • イギリス資本主義の発展—一七八三〜一八三三
  • 新産業体制
  • イギリス資本主義と西インド諸島
  • “実業界”と奴隷制
  • “聖人”と奴隷制
  • 奴隷と奴隷制
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

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