書誌事項

ノーベル賞で読む現代経済学

トーマス・カリアー著 ; 小坂恵理訳

(ちくま学芸文庫, [カ49-1])

筑摩書房, 2020.7

タイトル別名

Intellectual capital : forty years of the Nobel Prize in economics

ノーベル経済学賞の40年 : 20世紀経済思想史入門

タイトル読み

ノーベルショウ デ ヨム ゲンダイ ケイザイガク

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注記

原著(Cambridge University Press, c2010)の全訳

「ノーベル経済学賞の40年 : 20世紀経済思想史入門」 (筑摩書房 2012年刊 上下巻)を1冊の文庫にまとめ改題したもの

索引あり

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

ミクロ経済学とマクロ経済学、一般均衡理論に公共選択論、国際貿易論、新制度派経済学、金融経済学、さらにはゲーム理論や行動経済学、実験経済学…。20世紀後半に入ると経済学はますます多様化し、もはやその全容を一望することは容易でなくなっている。現代経済学はいかにしてこのような展開を遂げたのか。経済学者たちは現実世界とどのように向き合い、その理論は世界をどう変えてきたか。本書では、1968年に創設されたノーベル経済学賞に注目し、受賞者の功績や影響を切り口に各分野の展開をエピソード豊かに描き出していく。複雑な現代経済学の世界に分け入るための画期的なガイド。

目次

  • ノーベル経済学賞とは
  • 自由市場主義者の経済学
  • ミクロの信奉者—シカゴ学派
  • カジノと化した株式市場
  • さらにミクロに
  • 行動主義者
  • ケインジアン
  • 古典派の復活
  • 発明者たち
  • ゲームオタクたち
  • 一般均衡という隘路
  • 世界経済への視線
  • 数字へのこだわり
  • 歴史と制度
  • ノーベル賞再編へ向けて

「BOOKデータベース」 より

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