ヒロシマ : グローバルな記憶文化の形成
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書誌事項
ヒロシマ : グローバルな記憶文化の形成
名古屋大学出版会, 2020.7
- タイトル別名
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Hiroshima : the origins of global memory culture
- タイトル読み
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ヒロシマ : グローバルナ キオク ブンカ ノ ケイセイ
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注記
その他の訳者: 西井麻里奈, 高橋優子, 竹本真希子
高橋の高は, 異体字(U+9AD9, はしごだか)の置き換え
原著 (Cambridge : Cambridge University Press, 2014) の邦訳
主要参考文献: 巻末p11-25
内容説明・目次
内容説明
原爆とホロコーストの交点へ。かつて「75年間は草木も生えない」と言われた都市は復興を遂げ、平和記念公園は「穏やかな」聖地と化した—どのようにして?追悼・記念や観光をめぐる記憶の政治、証言とトラウマ、絡み合う犠牲者言説などに注目し、世界のなかのヒロシマの位置を問い直す挑戦作。
目次
- 序章
- 第1章 平和の閃光—広島における都市計画・記念・政治 一九四五〜五五年
- 第2章 近代の不安—恥と誇りの狭間の生存者たち 一九四五〜六〇年
- 第3章 社会主義者の原爆と平和の原子力—近代性の展示と平和への闘い 一九五五〜六二年
- 第4章 心の傷—ロバート・リフトン、PTSD、生存者とトラウマの精神医学的再評価
- 第5章 広島・アウシュヴィッツ平和行進
- 第6章 平和の聖地—暴力、観光産業、平和記念公園の聖地化 一九六三〜七五年
- 第7章 赤いリンゴの皮をむく—広島・アウシュヴィッツ委員会と広島・アウシュヴィッツ記念館 一九七三〜九五年
- 終章 もうひとつの爆心地—ヒロシマ、アウシュヴィッツ、九・一一、それらの間の世界
「BOOKデータベース」 より