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香港とは何か

野嶋剛著

(ちくま新書, 1512)

筑摩書房, 2020.8

タイトル読み

ホンコン トワ ナニカ

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注記

"歴史的転換点を迎えている香港。2019年の抗議デモに至った背景を分析するほか、映画を通しての香港の歴史や、「日本」「台湾」「中国」にとっての香港を考察した上で、香港の将来像を提示する。"--TRC MARCより

参考文献: p249-252

内容説明・目次

内容説明

香港が歴史的転換点を迎えている。一国二制度のもと特別行政区として五〇年間の高度な自治が保証されるはずだった。ところが中国・習近平政権は力による「中港融合」を推し進め、一国二制度を形骸化させる国家安全法を香港の頭越しに決めた。世界を驚かせた二〇一九年の大規模抗議デモに続き、香港問題はいま米中新冷戦の最前線に浮上している。東洋の真珠と呼ばれ、日本とも関係の深い国際金融都市・香港を知りたいすべての人に届ける一冊。

目次

  • 第1章 境界の都市
  • 第2章 香港アイデンティティと本土思想
  • 第3章 三人の若者—雨傘運動のあと
  • 第4章 二〇一九年に何が起きたか
  • 第5章 映画と香港史
  • 第6章 日本人と香港
  • 第7章 台湾の香港人たち
  • 第8章 中国にとっての香港
  • 第9章 香港と香港人の未来

「BOOKデータベース」 より

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