アウグストゥス : 虚像と実像
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書誌事項
アウグストゥス : 虚像と実像
(叢書・ウニベルシタス, 1120)
法政大学出版局, 2020.8
- タイトル別名
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Augustus : image and substance
- タイトル読み
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アウグストゥス : キョゾウ ト ジツゾウ
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注記
原著(Pearson Education, 2010)の全訳
略年表: 巻頭pxvi-xxi
文献一覧: 巻末p13-31
内容説明・目次
内容説明
ローマ史に燦然と名を残す皇帝アウグストゥス。カエサルの跡を継ぎ、対立する有力政治家や元老院の貴族勢力を抑え、やがて神的な至上権を握るまでにいたった毀誉褒貶の独裁者は、実のところいかなる人物であったのか?その政治手法やPR術に注目しつつ、青年オクタウィアヌスが自らを神話化していった行程をつぶさにあとづけ、帝政時代の礎がいかに築かれたのかを分析する歴史学の労作。英国の碩学レヴィックの初の邦訳。
目次
- 序論 謎
- 第1章 オクタウィアヌス—独裁者の跡継ぎ
- 第2章 政治家アウグストゥスの進化
- 第3章 元首の統治術と人々の幸福度
- 第4章 反対派と不満分子
- 第5章 君主の自己PR
- 第6章 芸術と文学の中のアウグストゥス
- 第7章 神という仮面
「BOOKデータベース」 より