問題としての「アメリカ」 : 比較文学・比較文化の視点から
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書誌事項
問題としての「アメリカ」 : 比較文学・比較文化の視点から
晃洋書房, 2020.8
- タイトル別名
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America in the eyes of others : issues in comparative cultural/literary studies
問題としてのアメリカ : 比較文学比較文化の視点から
- タイトル読み
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モンダイ トシテノ「アメリカ」 : ヒカク ブンガク・ヒカク ブンカ ノ シテン カラ
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注記
編集代表者: 伊藤豊, 森岡卓司
はじめに: 森田直子
あとがき: 伊藤豊
文献: 各章末
収録内容
- 川端康成『伊豆の踊子』とThe Izu dancer / 江口真規著
- 民主主義とエマソン / 小林竜一著
- 大衆社会の「美」に逆らうもの / 山﨑義光著
- 村上春樹の『地獄の黙示録』受容とヴェトナム戦争 / 高橋由貴著
- ふたつの名前を持つ映画について / 森岡卓司著
- 「アメリカ」を書き直す / 仁平政人著
- 親愛なるアメリカの不在 / 中村唯史著
- ポストコロニアルなアメリカ表象へ / 佐野正人著
- ゾンビ / 梁姫淑著
- 司馬遼太郎が見たアメリカ / 金子淳著
- 江藤淳の〈反米〉と「私」 / 塩谷昌弘著
- 反米主義 / 伊藤豊著
内容説明・目次
内容説明
対米感情に映る「アメリカ」言説の深層を追う。国も個人も時代も影響を受けずにはいられない存在、「アメリカ」。世界に展開した多様なイメージの底流を比較文学/文化の視点から究明する。
目次
- 第1部 日本文化における「アメリカ」(川端康成『伊豆の踊子』とThe Izu Dancer—アメリカ冷戦期文化政策と翻訳された自然;民主主義とエマソン—高木八尺におけるアメリカ言説のアイロニー;大衆社会の「美」に逆らうもの—三島由紀夫の批評的創造;村上春樹の『地獄の黙示録』受容とヴェトナム戦争—エッセイ『同時代としてのアメリカ』から小説「午後の最後の芝生」へ;ふたつの名前を持つ映画について—谷崎潤一郎「人面疽」論;「アメリカ」を書き直す—川端康成の1930年前後をめぐって)
- 第2部 アメリカ言説の諸相(親愛なるアメリカの不在—ロシア語亡命詩人ブロツキーの詩学・世界図;ポストコロニアルなアメリカ表象へ—韓国における“戦後”のアメリカ表象をめぐって;ゾンビ—アポカリプス的世界観から生み出される未来への希望;司馬遼太郎が見たアメリカ—比較文化心理学・文化心理学・異文化マネジメントの観点から;江藤淳の“反米”と「私」—『アメリカと私』再読;反米主義—「感情のうねり」をめぐる私考)
「BOOKデータベース」 より