新興大国インドの行動原理 : 独自リアリズム外交のゆくえ

Bibliographic Information

新興大国インドの行動原理 : 独自リアリズム外交のゆくえ

伊藤融著

慶應義塾大学出版会, 2020.9

Other Title

インドの行動原理 : 新興大国 : 独自リアリズム外交のゆくえ

Title Transcription

シンコウ タイコク インド ノ コウドウ ゲンリ : ドクジ リアリズム ガイコウ ノ ユクエ

Available at  / 110 libraries

Note

参照文献一覧: 巻末p7-26

Description and Table of Contents

Description

日本にとって「重要だが理解できない国」インド。中国が存在感を増すなかで、アジアの新たなる大国の、外交の見えざる行動様式をあぶりだす。

Table of Contents

  • はじめに 「理解できない国」としてのインド
  • 第1章 理想主義から現実主義への転換か?(通説としてのインド外交史;西洋のレンズでみたインド外交;インド外交転換論の矛盾;インドに根ざした国際政治学へ)
  • 第2章 DNAとしての戦略文化(大国志向;自主独立外交へのこだわり;「アルタ的現実主義」の伝統)
  • 第3章 外交政策を制約する構造はなにか(脆弱な国民国家—エスニック分離主義への対応;弱い連邦政府—中央‐州政治過程の変容;域外修正主義と域内現状維持の力学)
  • 第4章 インドのおもな対外関係—直面する課題(パキスタンとの「持続的紛争」—対立はなぜ終わらないのか?;大国間での多角的外交—「全方位型戦略的パートナーシップ」の意義;日印関係の限界と可能性—日本になにを期待するのか?)
  • おわりに モディはインド外交を変えたのか?

by "BOOK database"

Details

Page Top